世界初!自然染料・塗布技術
竹 染 箸
日本の技術が環境未来を変える
SDGs取組貢献と持続可能な環境整備
SDGs取組への貢献
竹は植林不要な持続可能、カーボンニュートラル適用ゼロの原料です。
竹は油分が多く自然由来での塗装が困難とされていました。自然由来(非石油)染料をベースに帆立貝殻カルシウムとケイ素を混ぜ、抗菌性が高いお箸を作る事ができました。竹に石油由来原料未使用の染料で色付けし、剥離しない技術は世界初です。また、このお箸はプラスチック・環境ホルモンフリーな安心・安全なもので、リユース・リデュース、「土から土への地球循環リサイクル」を実現し焼却処分することなく、農業・園芸に必要な炭素(土壌改良剤)として地球環境に役立つこの上ないエコなものです。弊社は竹染箸を広める事により、皆様とSDGs取組に貢献致して参ります。
株式会社ジェイ・パック化工
代表取締役 鈴木 実
2024年9月18日岩手県遠野市において台湾への食品輸出商談会が行われました。多くの企業が台湾輸出に向けて商品をアピールしております。今回の商談会で台湾大手スーパーマーケットの社長は世界の潮流は環境や健康に負荷をかけない商品を求めており、食品は添加物を使用しないオーガニック食品を探しているとの事でした。
その中でも弊社は竹染箸と合成樹脂漆器に替わるお椀(バンブーウェア)を出品しました。日本で食品衛生法が改正された事、改正理由が人の健康を損なう恐れのある化学物資が含まれている事、日本で許容されている物資が欧米基準に合わない事もあり国際基準化された事など、ジェイ・パック化工鈴木社長が説明致しました。
左の画像をクリックしますと、ニュースにて放映された内容です。
竹染箸製品内容
商品特徴
プラスチックフリー
竹染箸 リーフレット
開発の目的と経緯
「脱プラスチック」加速!プラスチック問題は深刻な状況!
世界の潮流は「脱プラスチック」です。国内大手外食チェーンやコンビニエンスストアはプラスチック製カトラリーの使用中止や紙・木製への切り替えを加速しています。
プラスチックと総称されるさまざまな合成樹脂は、主に石油から作られるますが、それらは廃棄されて自然界に出ても分解されず、細かく砕けたマイクロプラスチックは土や水に滞留し、それを鳥獣や魚が食べて回り回って人間の体内まで蓄積されます。
合成樹脂箸は耐久性、耐熱性を高める為にガラス繊維や顔料等添加剤を使用しています。それらには環境ホルモンや重金属等が含まれている懸念があります。弊社は、アクリルやウレタン樹脂含め石油由来原料を使用することなく、環境と健康へ負荷をかけることのない安心安全に使用できる箸として竹染箸を開発しました。
合成樹脂箸の健康と環境への負荷
箸は「食べ物を口に運ぶ」ものです。食品衛生法は使用する原料や有害物質溶出について規制し、違反に対しては懲役又は罰金を科す厳しく法令化しております。また、気候変動における地球温暖化対策やSDGs取組により、健康・環境問題への取組が企業の責務となっております。
・再生プラスチック原料使用原則禁止
・食品衛生法は有害物質を含むもの使用禁止
・合成樹脂箸はガラス繊維20%~40%含む
・ガラス繊維は擦り合わせると繊維が落ち、排水溝から流れ出ます
・業務用箸は廃棄後可燃処理されることなく地中 埋め立てや粉砕し道路舗装材として使用
・道路舗装材として使用された場合タイヤ摩擦により川や海へ流れる
令和2年6月に改正食品衛生法が施行された 取扱い業者の意識は薄く知らぬまま法令違反を起こしている事もあり得ます。
特に飲食店、小売店の取り扱いについては製品検査において、 食品衛生法適合である証明書を取得することが不可欠です。
お客様への安心安全の為にも使用添加物等の検査・証明書が不可欠です。
バイオマス利用(帆立貝殻や卵殻等有機物)についても食品衛生法に基づき 有害物質溶出等抵触有無の検査も必要です。
プラスチック樹脂箸の廃棄処分
廃棄方法が自治体によって異なり、商品表示も不明瞭(家庭ごみとして廃棄)
焼却処分 可燃処理した場合ホルムアルデヒドやキシレン、トルエン等化合によりシアン化水素発生の危険
*焚火等で燃やした場合重大な事故に繋がる恐れがあります
事業一般廃棄物 最終処分場にて土中埋立、細かく粉砕しアスファルトに混入 タイヤとの摩耗で削られ、雨等により側溝、河川、海へ流れ含まれるプラスチック成分は分解されることなくマイクロプラスチックとなり海洋を汚染する。魚が食べ、それを人や鳥・動物が食べ、飛散した場合じん肺疾患や 肺がん等健康被害の懸念があります。
プラスチック樹脂箸を竹染箸に替えたら・・・(60億膳/年換算)
焼却処分した場合、カーボンニュートラル適用でゼロの商品である
プラ樹脂箸廃棄後焼却した場合の原料由来のCO²排出量≒30万t
*樹脂箸重量20g/膳、炭素割合70%、焼却時のCO²割合50g見当、樹脂箸60億膳/年
竹染箸に換算し焼却した場合の原料由来のCO²排出量≒11万t
*竹染箸重量10.4g/膳、炭素割合50%、焼却時のCO²割合 18.2g見当
竹染箸を焼却した場合
*カーボンニュートラル適用でゼロ、カーボンニュートラル適用なしの場合でも37%削減
焼却せず、土に返した場合11万tの吸収作用となる *但し廃棄後焼却した場合のCO²のみである
竹染箸は持続可能な原料である竹を石油由来の原料を使わず、自然染料で作られており 皆様にご使用を進めSDGsへの取組に貢献して参ります。